令和3年6月3日、4日の2日間、中四肢P連 鳥取大会が、鳥取県立皆生(かいけ)養護学校をメイン会場とし、加盟各校がネットワークで繋がる新しいカタチで開催されました。リモート形式ならではの「旅費がかからない」「密にならない限り大勢参加できる」メリットを生かし、PTA会長をはじめ、本部役員5名で参加しました。
1日目は校長会並びにPTA会長会が開催され、新型コロナウイルス感染拡大に揺れた1年を振り返り、昨年度やむを得ず書面開催となった大会や研修会のフォローアップ、今年度の全国肢体不自由PTA連合会運営方針、研修会(主幹:広島県立西条特別支援学校)の実施要領についての説明がありました。
2日目の午前中はメインイベントとなる中四肢P連総会があり、会長が当番校の役割として議長を務め、協議事項成立に向け総会をリードしました。
続けて、研究協議会へと移り、高知県立高知若草特別支援学校PTAから「福祉」をテーマとする研究発表がありました。若草特支PTAとして保護者に向けて調査した「福祉制度の活用」に関するアンケート結果について、ほとんどの家庭では何らかの福祉サービスを利用しており、中でも放課後デイの利用が多い傾向であることや、お子さんの年齢に応じてショートステイや一時支援事業を利用する実態について紹介してくださいました。更に高等部卒業を迎える生徒さんたちが、卒業後の生活にスムーズに移行させるための地域連携の助けとして、鳥取県で「障がい者生活支援すってっぷ」を運営している光岡芳晶氏の指導助言を受けました。
続けて、研究協議会へと移り、高知県立高知若草特別支援学校PTAから「福祉」をテーマとする研究発表がありました。若草特支PTAとして保護者に向けて調査した「福祉制度の活用」に関するアンケート結果について、ほとんどの家庭では何らかの福祉サービスを利用しており、中でも放課後デイの利用が多い傾向であることや、お子さんの年齢に応じてショートステイや一時支援事業を利用する実態について紹介してくださいました。更に高等部卒業を迎える生徒さんたちが、卒業後の生活にスムーズに移行させるための地域連携の助けとして、鳥取県で「障がい者生活支援すってっぷ」を運営している光岡芳晶氏の指導助言を受けました。
昼食休憩をはさんで午後から「障がい児が地域で輝くために」~私たちができること~と題して、鳥取県立総合療育センターシニアディレクター 北原佶(きたはらただし)先生による講演を聞きました。
以下、心に残ったことを書きとめてみます。
障がい児にはできることが沢山あり、誰にでも得手・不得手があり障がい児も得意なことをもっともっと伸ばすことが大切であり、障がいを治す(カバーする)ことだけが人生ではない。
障がい児の生活の豊かさを求め、プラス思考の療育・子育てを意識し、笑顔を多くすること、もっとやりたいと思う経験、達成感を増やす子育てを実践しよう。
遊びや楽しみを通じて、障がいのある子に役割があることを気付かせ、その子にとって楽しい、たくましく輝く人生を与えよう。
障がい児が輝くために私たちができることとして、ペアレンジャーという言葉を紹介し、ペアレント(親)+レンジャー(特殊技能を身に着けた隊員)という意味で家族が障がいのある子の強い味方になるようにサポートしてあげてほしい。
障がい児の生活の豊かさを求め、プラス思考の療育・子育てを意識し、笑顔を多くすること、もっとやりたいと思う経験、達成感を増やす子育てを実践しよう。
遊びや楽しみを通じて、障がいのある子に役割があることを気付かせ、その子にとって楽しい、たくましく輝く人生を与えよう。
障がい児が輝くために私たちができることとして、ペアレンジャーという言葉を紹介し、ペアレント(親)+レンジャー(特殊技能を身に着けた隊員)という意味で家族が障がいのある子の強い味方になるようにサポートしてあげてほしい。
などと話されました。(詳しい資料をご覧になりたい方はPTA本部までお声かけください)
講演が終わると、フィナーレの閉会行事へ。鳥取県立皆生養護学校足立校長先生の閉会ご挨拶の後、リモート接続された各校の皆さんと大きく手を振ってお別れしました。
今回、これまでの歴史を変える集合ではなく、リモート接続での大会の開催でした。人とダイレクトに語り合う機会こそありませんでしたが、会場をつなぐ仲間たちとの一体感はネットワークを通じても損なわれることはなく、とても素晴らしい大会となりました。私たちPTAが一つになり、子どもたちの未来を考えるために役立つ情報交換ができ、とても勉強になりました。