令和4年6月9日、10 日の2日間、中国・四国地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会(以 下、中四肢P連)が開催されました。 今年度のメイン会場は、山口県立周南総合支援学校で、各校が昨年度と同様にオンラインで集い ました。本校からは、PTA会長、本部役員6名で参加しました。
各校自己紹介、決算報告、今年度の全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会(北海道大会)の実施要領についての説明が行われました。
☆2日目 中四肢P連総会☆
まず、午前中は総会として、昨年度の事業・決算報告、今年度の事業計画等の協議事項成立に向けて、開催校である周南総合支援学校の会長が進行してくださいました。
その後の研究協議会では、『地域』をテーマとして、香川県立高松養護学校PTA(以下、高養P) からの発表がありました。
そして昼食・休憩を挟み、午後からは『困り感の共有と資源の見直しからはじめる持続可能な地域連携』と題して、徳山工業高等専門学校
機械電気工学科 准教授の三浦靖一郎氏による講演を聴きました。
・今、目指す社会の方向性は、誰もが永く活動できる持続可能な社会環境の創出・整備で、このことにより、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障がい児者が参加できる社会につながっていく。
・「切り捨て・排除」から「多様性を認めて共生」する時代、人間としての「気持ち(マインド)」
「行動」がより問われる時代へ。
・たくさんの人が集まって行動をすることで、一人の天才を越えよう!集合天才をつくる。いろんな個性を認め合い、尊重することの大切さ。
・様々な会社がユニバーサルデザインを取り入れていたり、個人特性・障がい特性に応じ、仕事を人に合わせることで能力が発揮できる環境づくり。
・みんな一人ひとりの能力の最大限を見つけ、活かしていくこと。
など、たくさんのお話をしてくださいました。講演を聴き、子どもたちそれぞれの「できること」に目を向け、見つけて、伸ばしていけるように寄り添っていくことの大切さを改めて感じました。
(詳しい資料をご覧になりたい方はPTA本部までお声かけください。)