しげ特からは、校長、PTA会長、副会長3名が参加しました。
会場入り口の看板 |
今大会のテーマは、
つなぐ・つなげる・つながる ~肢体不自由教育の広がる未来~
60年の歴史を受け継ぎ、未来へ繋げるための節目の記念大会です。
【1日目】
開会式に引き続き、文部科学省の中村信一氏による「特別支援教育の現状と課題」を演題に特別講演がなされました。
中村氏の講演 |
続けて同省の分藤賢之氏による「社会に開かれた教育課程の実現 ~子供たちの生きる力を育むために~」を演題とした基調講演が行われました。
分藤氏の講演 |
1.何を理解しているか、何ができるか
2.理解していること・できることをどう使うか
3.どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか
により、「子どもに感じさせる・表現させる教育」→「それを家庭で発揮できるように」→「やがて社会へ」という流れが生まれます。
そのためにはすでに卒業して社会に出ている人やその保護者の話をよく聞いて、そこから逆算して「今」必要な教育を考えるという「逆向き設計」の学校運営が必要なのだという趣旨のお話でした。
ここでも「つながる」ことの大切さを感じました。
休憩をはさんで、「卒業後の進路・子どもたちの未来」をテーマに2時間に及ぶシンポジウムが行われ、企業・福祉・生涯学習等の各分野からの8名のシンポジストによって、子どもたちの未来をつなぐ、オリジナリティーあふれるアイデアや実績、ユニークな取組み等を紹介していただきました。
シンポジウムのようす |
★在学中にパソコンが好きになり、それを使って自分でお金を稼ぎたい、家族の役に立ちたいと思ったこと。
★そのためにはどうすればいいか、先生が相談に乗ってくれたこと。
★非常に難しい国家試験にチャレンジし、失敗の後諦めずに勉強し続けて合格できたこと。
★現在、仕事をしていてとても充実していること。
など、呼吸器を装着して発声がしんどいだろう中、自分のことばで切々と話してくれました。
会場のみなさんは、その「ことば」にじっと聞き入っていました。
最後のまとめの時の文章が非常に心に残ったので、ご紹介します。
皆様にエール
健常者であっても、障害者であっても、できないことは一つもない。
できなくなるのは、できないと決めてしまった時。
自分の可能性を決めるのは周りではなく、自分。
諦めず、自分を信じて夢を夢で終わらせない。
1日目の全ての日程を終えた後、東京ドームホテルに場所を移して懇親会が行われました。
さすが全国大会🗾、同じテーブルで東京🗼と青森🍎の方とご一緒しました。
お互いの子どものことやPTA活動のこと、お国自慢などを話しながら、楽しく情報交換ができました。
ステージでは東京らしいアトラクション(め組!?の登場)があり、会場が賑わいました。
次年度開催(福井)のみなさん |
ちなみにしげ特は、来年度分科会で「機器」の発表校に決まっており、これから約1年かけて準備を進めていきます。
来年全国大会に出席するみなさん、愛媛から駆け付けるけん、待っとってね🍊♪
続きは【2日目】へ。