2018年6月17日日曜日

第51回 中四国肢P連総会岡山大会参加

 6月7日(木)~8日(金)の2日間、岡山県のピュアリティまきびで開催された、第51回中国・四国地区特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究会に参加してきました。(*^-^*)


ピュアリティまきびエントランス

開会に先立ってPTA会長会、校長会が行われ、引き続き開会行事および総会が行われました。

総会の様子

午後からは、社会福祉法人 泉学園 理事 福田氏による講演会が開かれました。
議題は「誰もが主人公に ~かけがえのない日々を自分らしく生きる~」です。

福田氏の講演

有名な糸賀一雄氏の言葉、『この子らを世の光に』(この子ら「に」ではないのです)を軸に、福田氏が開設当初から関わってこられたデイセンターの現状やそこでの様々な利用者さん達との出会い、家族の願いや課題など、実体験に基づいたお話をたくさんして頂きました。そして、例え重度の方であってもいかにその方の意思や気持ちを受け止め、どう支援に繋げていくかを考える事が大きな課題だと言われていました。(意思決定支援)。

我が子とのかかわり方について、また一つ深く考える時間を頂きました。

続けて「機器」をテーマとした研究討議会が行われました。
今年は、この機器の発表がローテーションでしげ特に当たっており、皆さんの前で発表をしてきました(*^-^*)

発表の様子

昨年、機器についてのアンケートを取ったことを覚えている方も多いと思いますが、その内容のまとめと、結果を受けて学校側と取り組んできたことの紹介です。
発表の内容は、機会を作って皆さんにもお伝えできたらと思っております(^_^)b
内容を少し改良して、8月に福井で行われる全国大開の第6分科会でも発表してきます。
ガンバリます(>_<)ゞ

その後、「機器」についてのグループ討議が行われました。
ここで出て来た意見をまとめて、明日の全体協議会で発表します。(発表者は、一晩ドキドキしたことでしょう💦)

グループ討議の様子

一日目の研究会が終わり、夜は情報交換会でいろいろな学校の人とたくさんお話しをしてきました。
なかなか他の学校の人と話す機会はないので、とっても貴重な体験ができました。
余興の「うらじゃ踊り」は簡単な振り付け(とはいえ、飛んだり跳ねたり)で、最後にはみんなで踊りました!
・・・ほどよくお酒が回って、息が上がっている人もチラホラ・・・(笑)

余興の「うらじゃ踊り」

2日目は、前日のグループ討議の内容をまとめたものの発表と、岡山理科大学の津田氏による指導・助言をいただきました。

子供達にとっての「機器」とは

・障がいを軽減する手助けになる。
・完璧な機器は存在しないが、QOLの向上につながるものがあるかもしれないし、これか らできる可能性もある。
・子ども達が自分で機器を見つけることは困難。周りの人の手助けが必要。

最後に「最も子どもをよく知るのは親、そして学校の教員。子どもの出来ることを共有し、子ども達のために協力し合う保護者と教員の関係作りを」と締めくくられました。

今回の大会に参加して、「機器」を使うことだけに留まらず、全てにおいて、学校と家庭との連携は子どもが将来生きていくためにとても重要なものであるということを再認識し、限られた12年間の時間をもっと大切に過ごしていきたいと、改めて感じました。

最後に、岡山東支援学校のみなさま、本当にお世話になり、ありがとうございました。