2017年6月9日金曜日

第50回 中四国肢P連総会高知大会

6月1日(木)~2日(金)にかけて高知県で開催された、第50回中国・四国地区肢体不自由特別支援学校PTA連合会総会およびPTA・校長会合同研究会(長い💦)に参加してきました。

6月に入ったばかりだというのに、さすが南国高知。
何だか暑さが違います🌴

会場は、公立学校共済組合 高知会館です。
竜馬さんがお出迎え









一足早く到着した校長先生とPTA会長は、開会前に開催された会長・校長合同会に参加。
続けて開会行事、総会へと移り事業報告や会計報告、今年度の計画などが発表されました。
約70名の参加者









お昼🍱が終わった後は、講演会。
文部科学省の特別支援教育調査官、分藤賢之氏に「新学習指導要領等と社会に開かれた教育課程の実現」という演題で講演をしていただきました。

本来なら先生方に向けた専門的な内容も、私たち保護者が分かりやすいように話してくださり、90分はあっと言う間でした。
講師の分藤氏









「子どもを真ん中に置いて考え、その子に3年、5年後にどんな力を付けてほしいか」

・・・難しく捉えなくていい。
「この子が10秒でいいからふんばれるようになったら、トイレでズボンを脱がせやすくなる」「ほんのちょっとでいいから腕を動かしてくれると、着替えがしやすくなる」
など、私たち保護者の小さな願いが「個別支援計画」という名前の設計図に示されるのです。
そしてそれがやがて子どもの「生きる力」に繋がっていくのだと。

そのためには、子どもが学校でどんな教育を受けているか、保護者が知ることが大事ということもお話されていました。
ちょうど近々公開授業も開催されます。
ぜひ参加して、先生ともお話してみたいなと思います。

講演会の後は、研究協議会の全体会です。
徳島県立板野支援学校さんの提案として「PTA組織とその取組」について発表がありました。
各部の活発な活動のようすの他、問題点やそれに対する解決策などが報告されました。
(しげ特にはない「防災部」というものがあり、防災意識の高さに驚きました)

続けてグループ討議に移り、各学校の悩みや解決策など、ワイワイガヤガヤと話し合いました。
ブレーンストーミングでガヤガヤしているうちに面白い意見が出てきたりするもので、中には『胃袋をつかめ』のキーワードのもと、「美味しいパン」「生徒の作ったババロア」「飲み会」などの妙案も😋

夜は、主催校の高知若草養護学校さんの心のこもったセッティングでの情報交換会が行われました。
グループ討議は時間が限られていたので、食事をしながらこれまで知らなかった情報をたくさん聞くことができ、また子どもの悩みも聞いたり聞いてもらったり・・・こういった場に子どもと離れて参加することができるのも、役員をやっていてよかったと思えることの一つです。

美味しいお料理(カツオのタタキが最高!)と、趣向を凝らしたアトラクションでもてなしていただき、本当にありがとうございました。
子どもたちも参加したよさこい踊り









翌日は、研究協議会の全体会が行われ、昨日グループに分かれて話し合った内容を代表者が1名ずつ出て発表しました。
「ワイワイガヤガヤ」の内容を一晩でまとめたみなさん、すごい!
我らが会長も発表席に(≧▽≦)









最後に分藤氏による講評が行われ、閉会行事を経て2日間の研究会が終了しました。

この大会に参加して中四国のたくさんの学校の人と知り合いになり、いろいろな情報に触れられ、充実した時間を過ごすことができました。
我が子を育てているからこその貴重な経験だなぁと思います。

この経験を学校に持ち帰って、しげ特に合った方法を取れ入れながら、みんなが楽しく無理なく活動できるPTAになればいいなと思っています。