東温市消防署から3名の隊員の方にお越しいただき、約1時間半、熱心にご指導いただきました。
約20名の参加者 |
まず、最近急に暑くなってきたことから、熱中症😥についてのお話がありました。
体温調整のできにくい子どもたちやお年寄りはより注意深く、もちろん自分たちも体調管理には十分気を付けましょう!
1.喉が渇いていなくても、こまめな水分補給(スポーツドリンクがGOOD)💧
2.十分な休息と睡眠😴
で予防。
それでももし熱中症になってしまったら、
1.涼しい場所に移動する🌳
2.衣服を緩める👕
3.冷却(うちわ、霧吹きなど気化熱を利用するのが有効)⛄
が大事だそうです。
タイムリーなお話だったので、ご紹介しました。
そしてメインの心肺蘇生法の講習へ。
「人が倒れています!」 |
現在、119番通報してから現場に救急車が到着するまでに、平均で8分かかるそうです。
3~4分で脳細胞が死んでしまう一刻を争う状況で、何もしないのと、この心肺蘇生法を試みるのとでは雲泥の差です。
「やるかどうか迷ったらやる!」
「救急隊に引き継ぐまで、胸骨圧迫を"強く・速く・絶え間なく"続けること」
の大切さを、強くおっしゃっていました。
胸骨圧迫による心肺蘇生法を、参加者全員が順番に終えたら、次は「AED」の使い方を教わります。
さて!
突然ですがここで質問です☝
「学校のAEDの場所は知っていますか?」
「!?」
隊員の方から聞かれ、一瞬みんなで顔を見合わせました。
「確かあそこにあったと思うけど💧」
「見たことはあるけど、いざ!となった時に、瞬時に取りに行けるかどうか💧」
学校以外の場所でも、知っていると知らないとでは、1分、2分と違ってくるかもしれませんね。
学校の置き場所を確認するのはもちろん、せめて自宅付近のもリサーチしておかないと・・・と思いました。(この記事を読んでもらったみなさん、ぜひ探してみてください)
隊員の方の説明を受けた後、6人×3チームほどに分かれて、
倒れている人を発見!
↓
「あなたは、119番通報して!」「あなたはAEDを持ってきて、そしてできるだけ人を集めて戻ってきて」
↓
交代しながら胸骨圧迫
↓
AED到着
↓
AEDを併用しながら胸骨圧迫を続ける
↓
救急隊員に引き継ぐ
という一連の流れをロールプレイング形式で行いました。
30回×2セットでもかなり疲れます |
実は私はこれまでにもこのような講習はすでに数回受けているのですが、忘れていることも多かったです。
そして、年に1回の講習を受けたとしても実際にこんな場面に遭遇した時に体がすぐ反応するかというと全く自信がありません。
でも、知識として知っておくことは決してムダではないし、何かの時(それが起こらないに越したことはないですが)にはきっと役立つだろうと思います。
次回開催の折には、よりたくさんの方のご参加をお待ちしています。
最後になりましたが、お忙しい中、私たちのために講習をしてくださった東温市消防署の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。