2018年7月27日金曜日

「機器」の勉強会を開催しました

夏休み🍉を目前に控えた7月17日(火)。
寄宿舎食堂にて、自活課の小椋先生による「生活のなかで使える支援機器体験および研修会」を開催し、12名の保護者が参加しました。
初めての研修でドキドキ

これは、8月に福井で行われる全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会の分科会で、しげ特が「機器」の発表校になっていることを受けて、昨年度よりアンケートを行ったり、新しい取り組みをしてきたことの一環として行われたものです。

学校では授業中にいろんな機器を使っている子どもたちも、自宅🏠ではなかなかそうはいかない現状がありますよね・・・(^^;)

アンケートからは、「おもちゃ扱いになってしまう」「保護者自身が家で使えないと思い込んでいる」「特に生活に困っていない」といった声が聞かれましたが、「自宅で使えるものがあるならぜひ知りたい!」「自分でも体験してみたい!」という意見も多くあり、今回の研修会が実現しました😊

初めに、6月に岡山で行われた中四国大会で発表した内容を、報告を兼ねて皆さんの前で発表しました。
しげ特の取組みを紹介

続けて、小椋先生から、子どもたちが実際に学校で使っているいろいろな機器の紹介をしていただきました。

「機器」と一言で言っても、ボタンを押すと動くものから、おなじみのiPad、脳波を読み取って動作するものまで色々。

お値段もそれなりにするものももちろんあります💰

そんな中、100均にあるようなものを組み合わせて安価で手作りの機器を作ったり、Amazon(回し者ではありませんヨ)で代替品を探して、子どもが機器を操作しやすい環境を整えたりと、先生のアイデアをたくさん教えていただきました。
ウン万円するものも数千円で手作り

続いてお待ちかねの機器体験。
一人一人「視線入力」にチャレンジしました!

ところで・・・「What's 視線入力?」
一言で言うと、体を動かすことが困難な人でも、「見る」ことで機器を操作することができてしまう仕掛けです。
iPadやパソコンなどに専用の装置を付けると、自宅でも使えるようになるそうです。

参加した保護者は、初めての体験にドキドキ・・・
動物の鳴き声クイズ、風船割りなど、気合を入れて見つめていました(笑)
思い通りにカーソルを動かすのに一苦労

ピアノだって演奏できる!

コツと集中力が必要で、子どもたちは普段とっても頑張っているんだなということがよく分かりました💦
子どもたち、えらいっ✨👏✨


iOS用のアプリもたくさん紹介してもらったので、興味がある方はぜひ先生に聞いてみてはいかがでしょうか?
120種類ものアプリ一覧

先ほど「おもちゃ扱いになってしまう」と書きましたが、子どもにとっての「遊び」は、「コミュニケーション」の原点であり、ハイテク機器だけでなく、スイッチにおもちゃを繋ぐことなどで子どもの興味を引き出し、やがて周囲との関わりを身に付けていく大事な過程なのだということがわかりました。

どうしても「機器の活用」というと身構えてしまいますが、

子どもたちに「させたい事」ではなく「子どもたちが、したい事!」を探してあげよう!

と考えたら、もっともっと機器は身近なものになって、きっと親子でも楽しめるに違いないと思いました😊
させたい事よりしたい事


研修後、「次もぜひ参加したい」「今度は一緒に工作がしてみたい」という意見がたくさんありました。
先生、また第二弾を楽しみにしています!
ぜひよろしくお願いします😃

2018年7月8日日曜日

PTA懇親会

6月30日(土)、毎年恒例のPTA懇親会が、ひめぎんホール北側の道後友輪荘にて行われました。
希望多数により、去年に引き続き土曜日の日中になったため、ファミリーで参加した人もたくさん✨
先生方、保護者、その家族合わせて約50人の参加者が集まりました😆

まずはPTA会長挨拶から。

たくさんの参加ありがとうございます
校長先生のご挨拶に続き・・・
今日はみなさんで楽しみましょう!
いよいよ乾杯です!
おっと!
今日はアルコールはなしですよ~( ^^) _U~~
グラスの用意はいいですか~?
では~
乾杯ーーー!!!
声高らかに
席に着いた時から気になっていたお料理。
いただく前にパチリ📷(インスタやってるの?と聞かれました(笑))
今年も美味しそう💛
にくにく💕
アトラクションは、部委員会さんが趣向を凝らした新クイズ、その名も・・・・
「先生クゥゥゥイズ!!!」
事前に先生方にアンケートを取って、三択の問題を作っています。
それをテーブルごとに班分けされているチームで、①~③のカードを上げて点数を競うというもの。
豪華景品を用意していますよ
簡単そうでなかなか当たらない、難問・奇問が続出。
アンケートに答えた先生方も、どう回答しようか悩んだという裏話も。
最初の近○教頭先生の問題は特に難しく、外れチームが続出(全滅だったっけ?)しました。
どんな問題だったかは、ヒ・ミ・ツです(笑)
ふっふっふ・・・思うツボ
子どもたちだけが回答する子どもクイズもありました(*^^*)
いいものもらえたかな?
そして!
最後はシンプルに「商品券争奪ジャンケン大会!」
さあさあ、これは一体誰の手に!?
「ジャーンケーン・・・」
「ポン!!」
さあ、この私に勝てるかしら?(よく見ると…)
「よしっ💪」
「ああぁぁあ💧」
・・・と、会場の反応は様々。(私はあっけなく初戦で負けましたわ)
真剣勝負💨
校長先生強し!
ゲームで盛り上がった後、席を移動して会話も弾んでいましたが、そろそろお開きの時間です⏰
最後のシメを👏
記念に集合写真を撮りますよ~📷
は~い、みんな集まって~
みんないい笑顔😊
楽しい企画、会場の準備、プレゼントの用意、当日の運営まですべてこなしていただいた部委員会のみなさん、本当にありがとうございました✨

2018年7月1日日曜日

救急蘇生法講習会(4時間コース)に参加しました!

6月22日(金)、東温市消防署にて救急蘇生法講習会が開催され、約10名の保護者が参加しました。レクチャーしてくださったのは、東温消防署の2名の署員の方です。

最初、申し込みのプリントをもらった時に「申込みしようか否か」と悩んだのは私だけではないはず・・・
講習が4時間と書いてあるのを見て、「屈強ナ消防署員カラ特訓ヲ受ケルノ図」を勝手に脳内変換し、「4時間も体力持つんだろうか・・・」と不安になっていたからです(^_^;)

結論から言いましょう。
そんな心配は全く無用でした(笑)

4時間講習ではAEDを使用した心肺蘇生法を中心に、ビデオ講習なども交えながら簡易講習(去年の記事を見てね)よりももっと広く、ゆっくり時間をかけてイザといった時の対応を学んでいきます。

まずは5~6人のグループに分かれて「救急車が到着するまでの平均時間9分の間、交代で胸骨圧迫をする」体験をしました。
9分間を6人で交代すると、一人あたり90秒。
90回(3セット分、約45秒)で交代するようにしましたが、これが結構・・・いやかなりキツい。3セット目には、押す力もだんだん弱ってきます。
こういう時の9分間は、とても長く感じました(>_<)

だからこそたくさんの人を集めることで、交代できる時間が短くなり「強く・早く・絶え間なく」という大切なポイントを押さえることが出来ます。
それなら自分一人しかいない時はどうしたらいいかと不安なりますが、まずは「救急車を呼ぶことを一番に」と言われていました。(おのずと助けてくれる人が増えることになる)

交代でも9分は長い

私は過去に簡易講習は何度か受けているので、一連の動作などは一応頭に入っているかな?(それでもイザとなったら体が動くかどうか自信はありませんが・・・)と思いますが、それでも知らなかったこと、これまで勘違いしていたこと等たくさんありました。
簡易講習の時には触れられなかった事をまとめてご紹介します。

♥子どもサイズ(年長さんくらい)の人形で心肺蘇生法をするのは初めてでした。
対応は大人と同じですが、胸骨圧迫は片手で体の厚さの3分の1(大人は両手を使って5㎝)、AEDの設定が小児用になることが違います。

未就学児は小児の方法で

♥「子どもがプールで溺れている!」「目の前で子どもが交通事故に!」という設定で、その場で役割を決めて対応。
命を助けるための一連の流れを、いろいろな場面を想定して何回も練習出来ました。

♥止血の方法や、気道異物の除去の方法を学びました。
この写真の床に置いてある赤いものは、500㎖のペットボトルです。
血液が3本分(1500㎖)失われるとかなり危険な状態になり、4本目では命を失うレベルとのことでした。

思っていたより少ない量で驚きました

♥最後に筆記試験がありますが、講習の内容をちゃんと聞いていれば全員合格できます!!合格したら修了証が交付されます。

♥参加者全員に、このキーホルダーをいただきました!
中身は、人工呼吸する時の感染防護具です。
普段から持ち歩くことにしました

講習はユーモアを交えながら楽しく進められ、終わってみれば4時間はあっという間でした。
楽しみながらもイザといった時に、一般人である私たちが「救命の連鎖」の最初の3つの輪を行うことが出来るように、たくさんの事を教えていただきました。
救命の連鎖

救急蘇生法と応急手当は、一人でも多くの人に知っておいてほしい知識・技術です。
私のように「体力が持つやろか?」と思って申込みをためらっている人、大丈夫です。安心して申込みしてください。

また、簡易講習と4時間講習は1年ごとに交互に行っているようです。
時間的に4時間のコースに参加するのが難しい方は、ぜひ簡易講習だけでも受講してみてくださいね。
こんなにいい講習、受けないのがもったいないです!(力説)

最後に、長時間私たちのために講習をしてくださった東温市消防署員のお二人に、心から感謝申し上げます。



愛媛県特別支援学校PTA連絡協議会

平成30年6月14日(木) 平成30年度 愛媛県特別支援学校PTA連絡協議会が本校 体育館で開催されました。
県内の特別支援学校からPTA会長・副会長・学校長等が多数参加し、協議が行われました。

受付の様子

開会式では、当番校の我が校PTA会長・学校長の挨拶や出席者の自己紹介などがありました。
開会式の様子

開会式の後 校内施設見学・授業などを見て回りました。
他の学校の様子を見学する機会などあまりないので、他校のPTA保護者達は興味津々のようでした。広い校内を見学するのに結構時間がかかります💦💦
見学中・・・

見学の後は愛媛県へ提出する要望事項の検討をしました。
各校からそれぞれ要望事項が提出されており、内容について詳しい説明や話し合いがなされました。

協議の様子

協議の後は昼食タイムです
受付時にくじ引きして決まった席で、他校の方達と食べるお弁当。(ドキドキ!!)


昼食の様子

ドキドキの昼食でしたが、個人的にはこの時間がすごく楽しかったです。
障害を持つ子どもを抱えての苦労、悩みなど自然と会話が広がり、共感したり、感心したり・・・なんだか心が元気になりました。

午後からは、協議及び情報交換が行われました。
高P連での活動について、特別支援学校としてどう関わっていくかの話し合いや、PTAとしての防災対策の取り組み方、学校や地域との連携の仕方の情報交換。
個人的に気になったのはPTA役員の選出について、どの特別支援学校も苦労しているという事です。私も今年度、初役員を引き受けましたが、皆さんの助けを借りながら自分の出来ることを頑張っていこうと思っています。
皆さんも一つでも出来る事があればPTAの活動に参加・協力をよろしくお願いします。
この日も、受付やドリンクコーナーで多くのPTAの方が協力してくださいました。ありがとうございました。

最後に会長の挨拶で協議会は終了しました。


参加された役員の皆様、会場でお手伝いくださったPTAの方々、お疲れ様でした!!